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「オラクルサウンド」の効果的な聴き方 4

< 静と動の狭間にできる直感のための通路 >


■2曲目「架け橋 zone session」について

1曲目のセッションで、フィルターが外れ、ニュートラルな存在に戻ったら、

今度は、直感を受け取るための通路を作ります。

通路を作るというとイメージしにくい人は、

直感と共振・同調できる領域と考えてください。

分かりやすいように、これを「ゼロエリア」と名づけました。



では、ゼロエリアはどこにあるのでしょうか?

HRT開発者ダンエステスは、ユニークな意識モデルを作っています。

この意識モデルでは、動的アプローチと静的アプローチの狭間に

ゼロエリアが存在します。



■シャーマニックなアプローチ

ブードゥなどのシャーマニズムでは、

シャーマンたちは激しいリズムやダンスなどで変性意識になり、

オラクルを受け取ります。

このアプローチの途中で「選択」が行われます。



もしこのアプローチに同調しきれず、マイナス方向を選択した場合、

「不安・脅威」などの感情にとらわれます。

「このまま、激しい刺激に同調したらどうなるだろう?」と不安感が浮上してきた時、

その感情を越えることができないと、マイナス方向に向かってしまいます。

一方、刺激に心身を委ねて、変性意識に向かった時、

激しい刺激の中に、静寂の境地を見つけ出すことができるでしょう。




■瞑想・内観などのアプローチ

反対側のアプローチは、刺激を減らして、静かに内観する方法です。

究極の方法としては、フローテーションタンクが作り出す「感覚遮断」状態です。

外的な刺激が少なくなると、脳は外界の分析を止め、内面の分析を始めます。

最初、雑念や様々なビジョンが浮かんでくると思いますが、

徐々にそれらが流れ去り、静かな境地に至る道です。



このアプローチでも「選択」があります。

静かな境地へ向かう途中で、マイナス方向を選んだ場合、

それは「眠り」に至ります。

そうです、「気持ちよくて、寝ちゃった」という状態です。

残念ながらその状態では、肉体レベルでのリフレッシュは行われますが、

内的には、クリアな境地にたどりつけないでしょう。




■「ゼロエリア」は、両方のアプローチを組合わせると実感しやすい

どちらのアプローチでも、片方だけの手法で境地を極めるには、

訓練や修行が必要になります。

長期間の訓練なしに、この境地に至る方法を研究してきて、

静と動の組合わせによる意識誘導の方法が出来上がりました。



この解説の第1回目で書いたように、思考の「オーバーフロー状態」がポイントです。

脳が思考を停止するような状態を作り出し、

理屈を超えた情報に耳を傾ける意識状態になる。

そこが「ゼロエリア」です。



この2曲目「架け橋 Zone session」は、意識の上昇感と共に、

自我を超えた境地と同調するイメージでサウンドをデザインしています。

特に、最初は動的なパートに戸惑う人もいるかもしれませんが、

第1回目で紹介した聴き方を読み返してみて、

セッションを繰り返してみましょう。

だんだん「ゼロエリア」の感覚がつかめてくるはずです。

※このオラクルサウンドは、ヘッドフォンでの視聴をお勧めします。
ノートパソコンに内蔵されている小さなスピーカーでは、
低音が再生されないかもしれません。

推奨するヘッドホンとしては、
「プロユース・ヘッドフォンSW-HP10」をお勧めします。
オラクルサウンド制作の際に、クリエイターも私も
このヘッドホンでサウンドをチェックしながら仕上げていきましたので、
一番最適化されているヘッドフォンになります。
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