「オラクルサウンド」の効果的な聴き方 6
< 単調なリズムで、意識を変容させる >
■単調なトーンやリズムが繰り返されると、
私たちの脳は、その中に変化を見つけ出そうします。
音の響きの持っている効果と、
ビート、リズムの持っている効果がミックスした時、
とても強力な意識変容の作用をもたらします。
○ボイジャーエクセルのパルス音を聴いている時、
ヘッドホンからは鳴っていないリズムが頭の中で共振したりします。
○大きなお寺で、多くの僧侶による読経の際、声が共振し始め、
3D音響のような聴こえ方になります。
似たような効果では、聖歌隊の歌声も共鳴して、
立体的に聴こえたり、天井から別の声が聞こえたように感じたりすることがあります。
(これは、エンジェルボイスと呼ぶそうです)
○クラブミュージックでは、音数を減らして単調なビートを繰りかえすジャンルを
「ミニマル」と呼んで、多くのDJが利用しています。
ビートのわずかな変化をも、敏感に感じ取れるような集中した意識に誘導されます。
○ドラムサークルという、参加者全員が打楽器を打ち鳴らすグループセッションでは、
リーダーの指揮もありますが、最初、各自の不規則なリズムがだんだん同調し始め、
心地よいリズムの波が生まれ、参加者はストレス解消や意識変容に導かれます。
変容状態になると、いつまでも太鼓をたたき続けたくなり、一種のトランスになります。
とても面白い体験です。
機会があれば、一度体験されるのをお勧めします。
○昔の列車の旅では、ガタンゴトン・・・・と規則正しいリズムを奏でていました。
ボーっと車窓を眺めながら、そのリズムを受けていると、
眠くなったり、普段とは違う思索の世界に入り込んでいったものです。
■このように単調なトーンやリズムの繰り返しは、
脳や意識に影響を与えます。
特に、脳波が影響を受けることは、よく知られています。
トーン、音響の作用は、ご存知「バイノーラルビート」です。
周波数の異なった2つのトーンを聞くことで、脳波が同調する作用です
ミニマルやパルス音の作用は、「周波数同調現象」と呼ばれます。
ビートの周波数に脳波が同調しはじめ、意識が変容します。
「オラクルサウンド」では、これらの効果を利用して、
変性意識へ至るように制作しています。
特に3曲目の活性化パートで、いくつものリズムが重なっているとき、
その中にポリリズムを感じてみてください。
拍の異なるリズムが繰り返されることで、
同調するタイミングやずれるタイミングなど、
独特の周期を感じ取ることができるでしょう。
そして、一番強力なミニマルが、HRTサウンドです。
HRTサウンドの雰囲気を一番よく表現しているのは、
3曲目の中盤〜後半にかけてです。
カッコーの鳴き声のような繰り返しや、それにミックスされたミニマルサウンド。
空耳のように言葉が聴こえてきたりします。
徹底的にHRTサウンドの効果を引き出せるようにデザインしたパートです。
■このようにリズムによって意識が変容された後、
静的パートに振り子が振れます。
意識しなくても、きっとあなたは深呼吸を繰り返しているでしょう。
でも、意識の中では、さっきのビートの余韻がしばらく残っているはずです。
この動と静の共存した状態が、ゼロエリアへの入り口です。
思考から解放された境地を、しっかりと体験して、
いつでもこの境地にアクセスできるように練習しましょう。
あなたにとって役立つ直感は、
自我を超えた境地で感じ取ることがほとんどでしょう。
日常とは違う意識になることで、オラクルの通路を作り出してください。
この通路をしっかりと確立できれば、
いつでも必要な直感を受け取ることができるようになります。
※このオラクルサウンドは、ヘッドフォンでの視聴をお勧めします。
ノートパソコンに内蔵されている小さなスピーカーでは、
低音が再生されないかもしれません。
推奨するヘッドホンとしては、
「プロユース・ヘッドフォンSW-HP10」をお勧めします。
オラクルサウンド制作の際に、クリエイターも私も
このヘッドホンでサウンドをチェックしながら仕上げていきましたので、
一番最適化されているヘッドフォンになります。
http://shop-style21.com/?pid=17155374
オラクルサウンド情報サイト トップページ